電話工事。電話配線 スター配線 バス配線
ビジネスフォンの配線には、二種類。スター配線 バス配線という方法があります。
ビジネスホンの入替、増設、新設の場合、配線工事はどうなるのか、みなさんご心配です。「今度新しい電話機にするけれど、配線工事はどうなるの?料金はどうなの?」とご心配なことでしょう。
電話工事の料金はこちらから目安をご確認ください。
配線工事のご心配は、こちらの解説で、なくなりますので、ぜひご覧ください。
ビジネスホンのスター配線
まず、スタ配線についてスター配線(2芯)は、NEC、日立、NTT、ナカヨ、SAXAなどのビジネスホンで従来から採用されてきました。
図のように主装置から1台1台の電話機がそれぞれ1台ずつ放射線状に配線され接続されています。配線の断線などがあっても、断線している電話機が使用できなくなるだけで障害に強い配線です。
ビジネスホンのバス配線
次に、バス配線についてバス配線は、現在NTTのαNXⅡだけが採用している配線方式になります。古くはαRX・IXから始まり、RXⅡ、IXⅡ、NXと受け継がれました。NTTのビジネスホンは、スター型とバス配線型とふたとおりの内線方式を採用してきました。
図のようにバス配線は、一本バス配線(4芯)の上に電話機が数珠つなぎのように接続されています。配線が通りにくい場所で、複数の電話機を接続させる場合に有効です。ただ、スター配線と違い、配線の断線があると、その配線上のすべての電話機が利用できなくなってしまいます。よく起こる障害としては、配線上に重たい机の柱などがのり、配線がショートしバスユニットのヒューズが切れてしまうことがあります。一時的なショートなら、ヒューズ交換でなおりますが、断線の場合は、その箇所を見つける必要があります。
ビジネスホンのLAN配線
主装置からLANケーブルを配線し、IP多機能電話機を接続できます。メタルの多機能電話機は、主装置からの給電で動作しますが、 IP多機能電話機には、給電HUBか給電アダプタが必要になります。LANケーブルの8ワイヤのうち、4ワイヤは音声データ・制御データ伝送で使用し、2ワイヤーは給電・同期信号伝送に使用します。社内のパソコンを接続することも可能です。
配線いらずのクラウドPBXサービス
簡単なLAN配線接続くらいは、必要ですが、電話やLANの配線工事はいりません。主装置もオフィスにおかず、クラウド側のサーバーで運用するクラウドPBXサービス。複数の電話番号での多機能電話機のようなオペレーションは、難しいですが、保留、転送などの簡単な取次でしたら、十分です。外出先でIPhoneやスマホを内線として利用できます。